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2011-08-13(Sat)

【第二十九話】いにしえのエルフ

前回までのあらすじ

ブルンの姫ララ達に別れを告げたマツモトたちは
王都ブルンを離れ、一路エルフの里を目指す。


登場人物
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マツモト ♪ぞぉ~さん ぞぉ~さん

アラクレ ♪お~はながながいのねぇ~

マツモト ♪くっくっくっ、何を申すか。おぬしの鼻も長いではないか

アラクレ ♪いやいや何をおっしゃいます。お代官さまの鼻にはかないませぬ

マツモト ♪まぁよいまぁよい、ところで今宵はどのような宴を馳走いただけるのかな?

アラクレ ♪芸子を8人ほどご用意しております。お代官さまの御口にあいますかどうか

マツモト ♪ほっほっほっ、8人とは・・・今宵は朝まで眠れんのう

アラクレ ♪ぶっ・・・

マツモト ♪ぶっ・・・



アラクレ ♪ぶっひゃっひゃっひゃ
マツモト ♪ぶっひゃっひゃっひゃ

弾丸 (何の歌やねん!)



マツモト達はエルフの里を求め、商業都市シュトラセラトの西にある
緑が鬱蒼と生い茂る森の中を歩き進んでいた。
エルフの領地であるこの森をおそれ、人間は誰一人としてここを通らず
『通らん』から転じて『トラン』の森、などと呼ばれていた。

その昔、エルフと人間との間にまだ交流があった頃の名残と思える細い道が
森の木々の合間を縫って伸びており、一行はひたすら森の奥地を目指していた。



弾丸 (ん?)

蒼い弾丸はマツモトとアラクレの歌(?)に耳を傾けながらも
頭上の木の葉が不自然にざわつく音に気づいた。

弾丸 「うにっぺ」

うにっぺ 「あぁ、数は分かるか?」

弾丸 (へぇ~、気づいていたか) 「一人だな」

わさびぃ 「矢でも射っちゃう?」

弾丸 (わさびぃもか・・・)

七貴族の一人であり王宮魔道士でもあるうにっぺ、アリアン傭兵団中隊長のわさびぃ。
二人の肩書きが伊達ではないことを蒼い弾丸は改めて感じた。

弾丸 「いや、まだ様子を見・・・」

蒼い弾丸が言い終わる前に頭上のざわめきが大きくなり、黒い影が一行の前に
立ちふさがった。蒼い弾丸、うにっぺ、わさびぃは謎の影に警戒体制をとる。
オーガであるシュウは驚きながらもケルビーを守るように抱きかかえた。



謎の影 「これより先はエルフの地。お引取り願おう。」

マツモト ♪くっくっくっ、ところで越後屋。おぬしに一つ情報をやろうではないか。

アラクレ ♪これはこれは、畏れ多い。が・・・お伺いさせていただきましょうか。

マツモトとアラクレは立ちふさがる謎の影に見向きもせずに通り過ぎた。
しかしその影は俊敏な動作で過ぎ去ったマツモトとアラクレの前方に
一瞬で移動した。



謎の影 「無理に通ろうとするならば武力行使にて応じることとなる!」

アラクレ ♪して、その情報といいますのは・・・?

マツモト ♪くっくっくっ、実はな・・・そ~よ、母さんもな~がいのよぉ~

弾丸 「いや結局そこに落ち着くんかい!」

思わず蒼い弾丸は声を荒げた。
謎の影はおろか、蒼い弾丸の冴え渡るツッコミをも物ともせず
マツモトとアラクレはどんどん突き進んでいく。

自分の声に全く応じる気配のないマツモトとアラクレに、
謎の影は自分の姿が透明にでもなってしまったのかと思い手足や体を確認した。



弾丸 「あ・・・あの、いや、見えてますよ」

謎の影は蒼い弾丸の声にビクッと反応した。

弾丸 「あの、すいません、あの二人はちょっと特殊なもので・・・」

蒼い弾丸は申し訳なさそうに頭をかきながら二人に向かって叫んだ。

弾丸 「そろそろお昼にするか~」

驚くほどの速度でマツモトとアラクレは蒼い弾丸のもとに集った。

マツモト 「べ、別におなかなんか減ってないんだからねっ!」

弾丸 「うん、いやいいから。」

蒼い弾丸は指で謎の影をツンツンと指し示した。

マツモト 「ん・・・?」

さすがのマツモトもその存在に気が付いた。



マツモト 「・・・シェフ?」

弾丸 「絶対ちゃうよね!?ここ森よね!?シェフとか呼べんよね!?」

うにっぺ 「いや、そうでもないが?」

弾丸 「ええねん!そんなとこで貴族アピールせんでええねん!」

わさびぃ 「で、シェフさんが何の御用なのかな?」

弾丸 「何でもうシェフってことになってるの!?ちゃうって言うてるよね!?」

謎の影 「よくシェフだとわかったな」

弾丸 「いや、ほんでシェフやったんかい!」

謎の影 「冗談だ」

そう言うと、その謎の影はその身を覆い隠していたローブを外した。
その体つきは人間よりも少し小さく、耳が天を突くように伸びており
一見してエルフだということがわかった。
その手には細身の短剣がにぎられており、今にも斬りかかってきそうであった。



謎の影 「これより先はエルフの地。早々にお引取り願おう。」

うにっぺ 「いや、我々はあなたがたエルフに用があるのだ。」

そう言うと、うにっぺは手にしていた本を開き、そのエルフの方へ向けた。

うにっぺ 「この本に書かれている内容を知りたいのだが。」

謎の影 「そ、それは・・・」

明らかな動揺をみせるエルフは、食い入るように本に目をやる。

うにっぺ 「私が考えるにこの文字は古代のエルフが使用していた文字だろう。この文字を読めるエルフはいるのだろうか?」

その言葉にエルフは首を大きく振った。

謎の影 「だめだ。」

うにっぺ 「だめ、とはどういうことだ?読める者がいるということか?」

うにっぺがぐいとエルフに歩み寄る。

謎の影 「知らん!さっさとここから・・・」

そのとき、森のどこかからか声が聞こえてきた。

??? 「ほぅ、懐かしい本だな・・・。エリアスよ通してやるがよい。」

エリアス 「あ、はっ、し、しかし・・・」

エリアスと呼ばれたエルフはうろたえたが、その不思議な声はもう聞こえなくなった。



うにっぺ 「どうやら会ってもらえるようだな。」

エリアスはじろっとうにっぺをにらみつけた。

エリアス 「悪いことは言わん、今のうちにここから去るがいい。」

うにっぺ 「なぜだ?」

エリアス 「行けばお前たちの知りたいことを知ることはできるだろう。だが無事に戻ってくることはない。死よりも恐ろしいことがこの世にはあるのだ。」

うにっぺ 「ふっ、真実の探求を止めることなどできんな。」



しばしの沈黙のあと、エリアスはくるりと背を向け歩き始めた。
その後をついていくように一行は森の中を歩き進んだ。



しばらく歩くと眼前に一本の大木が姿を現した。
エリアスはその大木にそっと手をあてると何やら呪文のようなものをつぶやいた。
すると、その大木が淡い不思議な色で光り始めた。

エリアス 「この木に触れれば古代様のいる場所に行ける。」

うにっぺ 「こだいさま?」

エリアス 「我々エルフの始祖とも言うべきお方だ。お前たちが想像するよりはるか昔から生き続け、我らエルフの歩むべき道を示してくださるお方だ。」

弾丸 「俺達の想像よりはるか昔・・・数千年前ってところか・・・?」

エリアス 「くっくっくっ」

エリアスは不敵に笑う。

アラクレ 「ちっちっちっ、弾丸殿の想像力は乏しいでござるな。拙者は・・・そう・・・5億!5億年前ぐらいなら想像できるでござる!」

エリアス 「え・・・ご・・・5億・・・?!」

アラクレ 「ん?うそついたでござるか?」

エリアス 「あ、いや、ま、まぁ、それより昔からいらっしゃる・・・んじゃないかな・・・」

マツモト 「ちっちっちっ、ザコはすっこんでな!うちは・・・そやな・・・3千兆年前までは想像できる!」

エリアス 「うん・・・?兆!?年数に兆とかつくの!?」

マツモト 「え・・・あれはうそやったん・・・?ウルウル」

エリアス 「・・・あぁ、そ、それより昔・・・だ・・・」

マツモト 「かはぁ~、無理!さすがにそれ以上は想像できへんわぁ~」

エリアス 「お、おう、というか3千兆年前は想像できたんだな・・・」

うにっぺ 「なるほど、それなら古代の文字も読めるというわけか。」

わさびぃ 「うふふ、それじゃぁかなりのおじいちゃんってことネ~。」



一同それぞれに想像を膨らませながら、全員で木の周りを取り囲む。
うにっぺが先陣を切るように、その木に手を伸ばした。

エリアス 「もう一度言うが、本当に行くんだな?」

うにっぺは一瞬手を止めたが、何も言わずに木に触れた。
それに続くように全員が木に触れ、その場から消え去った。

あとにはエリアスだけが残った。


つづく

【第三十話】招かれざる客

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