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2009-07-27(Mon)

【第十四話】かくも儚き人の命よ

前回までのあらすじ
ララ姫の口からうにっぺの悲しい過去が語られた。
複雑な胸中の蒼い弾丸はわさびぃとともにブルン王に
呼び出された。一方、マツモトとアラクレ、ケルビーは
王宮を後にする。


登場人物

マツモト 「いや~、しかし・・・」

アラクレ 「騒がしいでござるな・・・」

王宮を後にしたマツモトとアラクレはブルンの街を
練り歩いていた。街道には露店が立ち並び買う人売る人が
大声でやりとりをしていた。

「フルヒ1セット30万Goldだよ~!!」
「攻撃速度のグローブ売りますよ~!」
「誰か一緒に狩りいきませんか??」



マツモト 「すごい街やなぁ~」

さすがのマツモトもここでは露店を開く気にはなれなかった。
一瞬でも気をゆるめたら、店を丸ごと持っていかれそうなぐらい
人があふれ、それがまた露店の数を増やしていた。

アラクレ 「拙者、こういう騒がしい街は苦手でござる」

マツモト 「あれ?!そういえばケルビーどこいった??」

アラクレ 「さっき人ごみから逃げるようにどっかに行ってたでござる」

マツモト 「むむぅ、ご主人様を置いていくとは・・・」



「・・・お願いします」



マツモト 「ん?」

露店を見るでもなく、一人の男がなにやら叫んでいる。
マツモトは気になってその男の方へと近づいていった。

アラクレ 「どうしたでござるか?」

アラクレもマツモトの後を追う。



 「ポタ出しのためにパーティーお願いしまーす!!」

マツモトは男の目の前まで近づいた。

マツモト 「兄ちゃんさっきから何言うてるの?」

 「あ、すいませんが、ポタ出しのためにパーティお願いできませんか?」

マツモト (ポタダ氏???)

マツモトは首をかしげた。

マツモト 「いや、ちょっと・・・それは・・・」

 「頼むよ、な!」

マツモト 「いや、知らん人のパーティーはちょっと・・・」

 「いいじゃん!な!この通り!」

懇願する男を見て、マツモトは悩んだ。

マツモト (なぁなぁアラクレ)

アラクレ (なんでござるか?)

マツモト (ポタダ氏って誰?)

アラクレ (う~む、拙者もわからんでござる・・・)

マツモト (有名な人なんかな・・・)

アラクレ (でも赤の他人にパーティーを頼むとは、けしからん奴でござるよ)

マツモト (それもそうやな・・・自分のパーティーくらい自分でやればええのに・・・)



 「な、頼むよ~、いいだろ?」

マツモト 「う~ん・・・何でポタダ氏のパーティーを人にお願いするの?」

 「え?だってポタ出したいじゃん?」

マツモト (ポタダ死体じゃん!?)

アラクレ (ななな、なんと・・・)

マツモトは男がさらっととんでもない事を言ったので
恐怖に恐れおののいた。

マツモト ガクガクガク・・・
アラクレ プルプルプル・・・

 「ちっ、ダメならもういいよっ!」

男は少し怒ったように捨て台詞を吐いてその場を去った。



マツモト 「ア、アラクレ・・・」

アラクレ 「む、むぅ、マツモト殿、仕方がないでござるよ・・・」

マツモト 「うぅ・・・ポタダ氏・・・」

アラクレ 「冥福を祈るでござる・・・」



マツモトとアラクレが寂しさに打ちひしがれているとき、
彼女達の後ろを急いで走り抜ける男がいた。

 「んじゃ、俺ポタ出し放置してくるぜ」

 「はーい、いってらっしゃ~い」

マツモト (ひ、ひえぇぇぇぇ!アラクレー!!)

アラクレ (なな、なんと、ポタダ氏を放置とな!!)

男は後ろを振り向くことなく街の外へと走り去った。

マツモト 「こ・・・これは・・・」

アラクレ 「間違いないでござる。殺人事件でござる!!」

マツモト 「どどど、どないしよ?!」

アラクレ 「うむ・・・拙者はとりあえず弾丸殿たちに連絡してくるでござる!」

マツモト 「よ、よっしゃ、ほんならウチはさっきの男追いかけるわ!」

アラクレ 「気をつけるでござるよ!」

マツモト 「うん、わかった!」

そう言いながらマツモトは一目散に男の後を追いかけた。



アラクレ 「弾丸殿たちはまだ王宮でござろうか」

アラクレは王宮へと走り出した。








ララ姫 「ふんふふ~ん」

ここはブルンの街から少し歩いたところにある花畑。
そこにララ姫はいた。

ララ姫 (この花束見たらペンペンも喜ぶやろな~)

うにっぺのために、と美しい花を集めるララ姫に
今、脅威が近づいていた。



マツモト 「こっちに来たと思うんやけどなぁ・・・」

マツモトはブルンの街を出てすぐの所を歩いていた。
レンガで造られた綺麗な街道、その横には美しい花が咲き
とてもよい匂いが辺りを流れていた。

マツモト (あっ!あんなところに!)

マツモトの視線の先には花畑の中で
横になっているケルビーがいた。

マツモト (こ・・・これはチャンス!!)

マツモトはケルビーの風下に回り込むように
息を潜めてゆっくりと近づいていく。

ララ姫 「ふふ~んふ~ん」

マツモトはケルビーに集中するあまり、ケルビーの向こうにいる
ララ姫の存在に気づいていなかった。
ララ姫もまた花を集めることに必死になっていた。



ケルビー ハッ

妙な気配に気づいたケルビーがその頭をもたげた。

マツモト (まずいっ!)

ケルビーが目を覚ましたことに焦ったマツモトは
全速力で走り始めた。

ケルビー 「キャインキャイン!」

ケルビーが慌てて走り出した。

ララ姫 「あら、ワンちゃん、こんにちわ~」

ララ姫は自分の方に走ってくるケルビーに対して
律儀に頭を下げておじぎをした。

マツモト 「マツモトのジャ~ンプ!

ララ姫 「へ???」






ごっち~ん!!

ケルビー目掛けて飛んだマツモトの頭とララ姫の頭が
甲高い音を響かせた。

マツモト ピヨピヨピヨ・・・
ララ姫 ピヨピヨピヨ・・・

気を失っている二人を背にケルビーは街へと走り去った。




??? 「ふふ、これは都合がいい・・・」

怪しげな影がマツモトとララ姫に近づいてゆく・・・





その日、ララ姫は王宮に戻らなかった。


つづく


【第十五話】知恵と力

テーマ : RED STONE
ジャンル : オンラインゲーム

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