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2011-01-19(Wed)

【第二十六話】死を告げる紙

前回までのあらすじ

命を賭けてララ姫に諭すうにっぺ。
ブルン王の寛大な処置により極刑を免れることができた。
全てが丸く収まったかと思えたが、そのときうにっぺの眼光に
キラリと光るものが・・・



登場人物
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うにっぺ 「アーガイン・・・貴様だったのか・・・」

うにっぺはアーガインに詰め寄る。

アーガイン 「うん?何のことですかな?」

アーガインはいきなりのことに目を見開いた。

うにっぺ 「ならば問おう。姫が行方不明になったときに、なぜ全ての兵を捜索に当たらせたのだ。」

アーガイン 「何を言うかと思えば・・・あの時はあれが最善の策だったのだ!」

うにっぺ 「ふっ、それは違う。」

アーガイン 「な・・・た、確かにその後の敵襲を考えれば最善策ではなかったかも知れんが、それは結果論にすぎん!そのことでわしを責めようと言うのかっ!」

アーガインは怒気を強める。

うにっぺ 「それも違うな・・・貴様には王宮に兵がいてもらっては困る理由があったのだ。」

アーガイン 「なんだと・・・?」

うにっぺ 「そう・・・今回の敵襲・・・それを仕組んだのは貴様だ、アーガイン!」

うにっぺは凛としてアーガインを指差した。

アーガイン 「何を馬鹿な・・・兵を捜索に当たらせただけで何故そこまで言われねばならない!」

うにっぺ 「ふっ、それも違う。根拠はそれではない。」

アーガイン 「なに・・・?」

アーガインの額にうっすらと汗がにじみ出る。

うにっぺ 「もう一つ質問に答えてもらおう。貴様は何故知っていた・・・」

うにっぺはアーガインを鋭い眼差しでにらみつけた。

うにっぺ 「何故、ララ様がコボルトの洞窟に監禁されていたことを知っていたのだ!」

アーガイン 「な・・・」

アーガインは明らかにうろたえた。

うにっぺ 「ララ様がどこにいたのか、私ですらまだ聞いてはいない。なのに貴様は知っていた、それは何故だ!」

アーガイン 「そ、それは・・・敵兵がコボルト達だったのでそう思っただけだ!ちと早とちりだったが・・・」

うにっぺ 「ララ様!あなたはどこにいたのですか?」

ララ姫 「え、あの、コボルトの洞窟・・・」

うにっぺ 「ふん、アーガインよ。早とちりにしては正解だったようだな・・・」

そう言うとうにっぺはブルン王の方を向いた。

うにっぺ 「ブルン王、アーガインを即刻尋問にかけるべきです!」

ブルン王 「うぅむ・・・」

ブルン王は低く押し殺した声を出すと、少し悩ましい表情を浮かべた。



アーガイン 「くっくっくっ・・・」

アーガインが不適な笑みをこぼす。

うにっぺ 「何がおかしい!」

アーガイン 「ブルン王が考えていることがわしにはわかる。いやはや、センディール候ともあろうお方が証拠もなしにそのような事をおっしゃられるとは・・・くっくっくっ」

ブルン王 「うむ・・・アーガインの言うとおりじゃセンディールよ。」

うにっぺ 「ブ、ブルン王!」

ブルン王 「疑わしきは罰せず、証拠なき者に尋問はできん・・・」

うにっぺ 「そ、そんな・・・しかし・・・」

弾丸 「その通りだぜ、うにっぺ。」

うにっぺ 「貴様・・・蒼ケツ!」

城門に寄りかかるようにして蒼い弾丸が立っていた。

マツモト (うぉ、久々の登場やな)

弾丸 「証拠もないのに疑っちゃぁダメだな。」

うにっぺ 「ふっ・・・」

うにっぺは何故か余裕の笑みを浮かべ、両腕を組んだ。

うにっぺ 「アーガイン、貴様に言っておこう。私は以前から王宮内に不満分子がいることに気がついていた。だが私や王宮内の人間が調べては内情が筒抜けになってしまい、相手にも気づかれる恐れがあった。」

うにっぺは淡々と言葉を続ける。
アーガインはただ黙ってその言葉に耳を傾けていた。

うにっぺ 「そこで、そこにいるスパインから来た工作員とアリアン傭兵団の中隊長にその調査を依頼したのだよ。」

アーガイン 「な、なに・・・!そのようなこと、ブルン王の許しは得てあるのかっ!」

ブルン王 「アーガインよ、心配には及ばん。その件についてはわしが許可しておる。」

アーガイン 「ブルン王・・・」

うにっぺ 「そういうことだアーガイン。さぁ蒼ケツ、何を持ってきたのだ?」

うにっぺをはじめ、その場にいた者全てが蒼い弾丸に注目する。



弾丸 「おいおい、何を言ってる?」

蒼い弾丸は城門を離れ、うにっぺ達のいるところまで歩いてくる。

弾丸 「俺は『証拠も無いのに』って言ったんだぜ、うにっぺ。」

うにっぺ 「ま・・・まさか貴様・・・」

弾丸 「アーガイン候が今回の件に携わっていた・・・なんていう証拠はないな。」

うにっぺ 「貴様・・・」

うにっぺの顔がにわかに険しくなる。

うにっぺ 「何もないのにこの場に現れたというのかっ!」

弾丸 「あぁ、その通りだ。」

うにっぺの怒りとは対照的に蒼い弾丸は冷静な口調で語った。

弾丸 「調べれば調べるほど、アーガイン候がこの王都ブルンに対していかに尽力しているかがわかったよ。そんなアーガイン候を疑うなんて、うにっぺもどうかしてるな。」

うにっぺ 「き・・・貴様・・・」

うにっぺは怒りを通り越したようで、何も言葉がでなかった。

弾丸 「いやはや、私はアーガイン候のような素晴らしい方に出会えて幸せです。」

蒼い弾丸は笑顔を浮かべながらアーガインに世辞を言った。

弾丸 「アーガイン候がいれば王都ブルンも安泰ですね!」

アーガイン 「かっかっかっ、この若者は誰かとは違って私のことをよくご存知のようだな、かっかっかっ。」

アーガインの高らかな笑い声がその場を支配する。

弾丸 「さぁアーガイン候、敵も追いやったようですし今こそ高らかに勝どきをあげましょう!」

アーガイン 「ん・・・?」

蒼い弾丸は城門に背を向け、敵がやってきた方向へ少し歩みだすと
両手で口をはさみ、大きな声で叫んだ。

弾丸 「やい、コボルトどもっ!アーガイン候がいる限り王都ブルンは不滅だぁ!

アーガイン 「お、おいおい・・・」

アーガインは蒼い弾丸を静止しようと近づいたが蒼い弾丸は叫び続ける。

弾丸 「アーガイン候ばんざーい!アーガイン候ばんざーい!

アーガイン 「おい、や、やめぬか。」

そのときである。



シュパッ



1本の矢が蒼い弾丸の足元に突き刺さった。

弾丸 「うぉっ!な、なんだ・・・?」

矢には紙が結われており、蒼い弾丸は周囲を警戒しながらその紙をほどいた。

弾丸 「ん・・・なんだ・・・?汚い字だな・・・えっと・・・」

蒼い弾丸は紙を開けた。

弾丸 「うら・・・ぎりもの・・・・・・おまえは・・・かならず・・・ころす・・・?なんだこりゃ?」

意味がわからず首をかしげる蒼い弾丸の背後で、アーガインは顔面蒼白になっていた。

アーガイン 「な・・・そんな・・・」

アーガインは明らかにうろたえた。
汗は額からしずくとなってしたたり、両手はわずかに震えていた。

アーガイン 「ち、違う・・・違うんじゃ・・・」

アーガインはつたない足取りで敵のやってきた方へと進みだした。
そして信じられないぐらい大きな声で泣き叫んだ。

アーガイン 「違う!裏切ってなどおらん!違うんじゃっ!



アーガインの叫び声が風にむなしく流されていく。
アーガインは糸を失った操り人形のようにその場にへばりこんだ。

アーガイン 「どうすれば・・・どうすればいい・・・」

歯をがちがちと鳴らしながら、アーガインは震えた。

うにっぺ 「アーガイン・・・?」

異様におびえるアーガインにうにっぺが近づく。
そのとき、アーガインがくるりと振り返った。
その目は赤く腫れ上がり、つい先ほどまでとは別人のような表情を浮かべていた。

アーガイン 「わしじゃ・・・わしがやったんじゃ!」

アーガインはそう言いながらうにっぺにしがみついた。

アーガイン 「早く!わしを早く牢屋に入れてくれ!早く!早く!」

うにっぺ 「落ち着けアーガイン!」

アーガイン 「早く・・・早くしろぉぉぉぉぉ・・・ぉ・・・ぉぉぉ!!!」

あまりの形相にうにっぺは少したじろいだが、すぐさま衛兵に声をかける。

うにっぺ 「おい、衛兵!アーガインを牢屋へ連れていけっ!」



衛兵たちに両脇を持たれ、アーガインはその場から連れ去られた。



ブルン王 「むぅ・・・よもや本当にアーガインであったとは・・・」

うにっぺ 「ブルン王・・・」

そのとき、遠くの茂みの中から一人の女性が近づいてきた。

わさびぃ 「だーんちゃーんっ!」

うにっぺ 「わ、わさびぃ様!」

わさびぃは走って蒼い弾丸のところまでやってきた。



わさびぃ 「ねぇだんちゃん!どうだった?」

弾丸 「あぁ、最高だったぜ。」

わさびぃ 「えっへへ~、弓には自信があるんだ~。」

わさびぃはとびきりの笑顔を見せる。

わさびぃ 「でもさでもさ、あんな何にも書いてない紙、何の意味があったの?言われた通りに巻きつけといたけど・・・」

うにっぺ 「なに・・・まさか・・・」

弾丸 「ふふ、ただのおまじないだよ。」

そう言うと蒼い弾丸はうにっぺの方に振り返った。

弾丸 「アーガインは『ペンは剣より強し』って言ってたが、俺に言わせりゃ・・・・」

蒼い弾丸は矢から外した紙をうにっぺに手渡した。

弾丸 「『言(げん)はペンより強し』ってとこだな。」

そういい残して蒼い弾丸は城門の方へと戻っていく。
うにっぺは手渡された紙を見てみたが、何一つ文字が書かれていない
真っ白な状態であった。

マツモト 「なぁなぁうにっぺ、弾丸が言い残した言葉はどゆ意味なん?」

うにっぺ 「うむ・・・多分・・・この紙にペンでは何も書かれてはいなかったが、書かれていないことでも言葉で発することは可能だった・・・といったところか・・・」

遠くで蒼い弾丸がずっこけた。

弾丸 (人の決めゼリフを解説するんかい!)



わさびぃ 「まぁ・・・何かよくわかんないけど、全部うまくいったようだネ~」

マツモト 「せやせや!わさびちゃんにはうちの冒険話聞かせたるわ!」

わさびぃ 「おぉ!これは楽しみだ~」

うにっぺ 「ブルン王、ララ様、そろそろ王宮に戻りましょうか。」

ララ姫 「うん!」

ブルン王 「そうじゃな。センディールよ、今宵は皆を招いて晩餐会じゃぞ!」



こうして王都ブルンの平和は守られたのであった。


つづく


【第二十七話】その男は生きていた










アラクレ ・・・



アラクレ 「・・・あれ?!」



アラクレ 「・・・あのぉ・・・拙者ずっと倒れておるのでござるが・・・医務官の件は・・・」



アラクレ ・・・



アラクレ 「・・・え?!まさかナレーターまで帰っちゃった?!」



アラクレ 「・・・自分でやれ・・・と・・・」



アラクレ 「倒れたまま動けないアラクレの目からは止め処なく涙がこぼれた。」

アラクレ 「そんなアラクレに近づいてくる者の気配があった。」

アラクレ 「アラクレは首だけを動かして気配のする方に目をやった。そこには・・・なんと・・・」

ケルビー ハッハッハッハッハッハッ

アラクレ 「ケルビー殿ぉぉぉぉぉ!!!ケルビー殿だけが拙者の心の友でござるよぉぉぉぉぉ!!!」

アラクレ 「そんな素敵なケルビー殿は拙者の前までやってくると、おもむろに片足を上げ・・・そして・・・」

ケルビー チョロチョロチョロチョロ

アラクレ ・・・

ケルビー ハッハッハッハッハッハッ

アラクレ ・・・



アラクレ ・・・


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